先日のブログで、司馬遼太郎の「関ヶ原」を読んでいるというお話をチラッとさせていただきましたが、上巻を読んで、(さぁ、下巻)と思ったら「中巻」の存在に気がつきました。
簡空インストラクターのsanaeです。
私はこれを「中巻の罠」と命名しております。
急いで図書館に行ったら、どうやらライバル(同時期に同じ作品を読んでいる人を私はこう呼んでいます)がいるようで、中巻だけがありませんでした。
向こうからしたら、下巻を私が持っているので「とりあえず、早く下巻返せよ!」でしょうが…。
とりあえず、下巻をキープしたまま、中巻を他の図書館から取り寄せてもらうことにしました。
そんなこんなで、ようやく中巻を読み始めることができております。
さて、本日は愛知県一宮市で行われました、組手の審判講習会に参加してきました。
空手は「形」の競技と「組手」の競技にわかれており、私は「形」の試合にしか出ていないので、組手はあまり馴染みがなく、こういった講習会で勉強させていただいています。
(とは言いながらも、試験に向けて最近は組手の練習もしつつありますが)
2020年の東京オリンピックの正式種目となっている「空手」ですが、認知度はまだまだ低いように思います。
(昔に比べると道場はかなり増えてきていると思います。私が子供の頃と比べても、我々水風会だけでもかなり道場が増えています)
オリンピックはWKF(世界空手道連盟)のルールに則って行われます。
(=全日本空手道連盟のルール)
素手で攻撃を与え合う「フルコンタクト空手」ではないので、いろいろとルールがあります。
空手を全く見たことがないという方のために超簡単ですが、組手のルールを少しだけ紹介しますね。
試合時間は男子3分、女子は2分です。
【有効 1ポイント】
突き
【技あり 2ポイント】
中段蹴り
【1本 3ポイント】
上段蹴り・倒れた相手に対する攻撃
「有効」や「技あり」という言葉は以前よりオリンピック競技になっている柔道などで聞いたことがあると思うので、馴染みやすいかもしれませんね。
投げたり、掴んだり、場外、逃避などは反則になります。
もちろん、審判や相手に対する無礼も反則です。
武道ですから相手を敬いましょう。
その他反則についてはたくさんあるので、ここでは割愛させていただきます。
気合いがない攻撃や、キメがない攻撃は取ってもらえません。
(キメを説明するのはちょっと難しいですが…最短の軌道で強く…?要は相手が倒れる攻撃です。)
あとは、攻撃の後は引く。
これも基本です。
引かないと次の攻撃の準備もできないので、当然といえば当然かもしれませんが。
今回説明したルールは基本中の基本ですが、まずはこれだけわかれば大丈夫!
県大会以上の組手の試合はスピードや迫力もありますし、見ていて面白いですよ!
格闘技やボクシングのボコボコにする感じが苦手という女性の方もご安心を。
オリンピック前に見る機会があれば、ぜひ見てみてください♪